死亡連絡についてどうしたらいいのかわからないのですが・・・
死亡が確認されたら、すぐに駆けつけて欲しい人に連絡をします。
親戚の中では、一般的に2親等くらいまでに連絡するようです。
仕事関係の人には火葬や葬儀の日程が決まってから連絡します。出席してもらえるかについては特に聞かなくてもよいでしょう。亡くなったことを伝えるにとどめましょう。
連絡先は電話が一般的です。緊急時なので、目上の方でも電話連絡で構いません。早朝や深夜でも一言お詫びをし、速やかに用件を述べましょう。
葬儀費用ってどれくらいかかるの?
葬儀時にかかる費用は、
(1)葬儀関係
(2)立替(実費)関係
(3)寺院(お布施)関係
に大別されます。
葬儀費用と一口に言いましても、考えていらっしゃるお葬儀の内容、会葬者の人数等によっても変わってきます。
お葬式はひとつとして同じものはありません。それはお一人、お一人の人生が違うのと同じです。よって、見積もりも1件、1件異なります。
生前相談の場合葬儀の内容、料金等については、納得がいくまで担当者と話し合いの上決定しましょう。
地域の慣習や寺院等によって含まれる項目も変わってきます。
葬儀後にすることはありますか?
葬儀の請求書は、葬儀後数日して届くことが一般的です。
ご不明な点は、お支払いをされる前に必ず担当者に確認して疑問点をなくしましょう。お布施についてはお気持ちとされています。
はっきりとわからない場合は、率直に寺院や檀家総代へ確認してもよいでしょう。
葬儀でお世話になった方には、初七日以降にお礼の挨拶に出向きます。
その際は喪主自らがお礼の挨拶に行くのが礼儀とされています。
在職中に亡くなった場合は、勤務先にも挨拶に伺います。
手続きに必要なものを確認して、書類や印鑑等を持参します。また、社員証や身分証等があれば返却し、故人の私物を整理して持ち帰ります。
その他、ご本人名義の年金、各種保険等については、該当機関へ届出が必要になります。
当社の表を参考にしていただき、すみやかに手続きをしましょう。
弔問に駆け付けたいのですが、都合ですぐには行けません。どうしたらいいですか?
すぐにも弔問すべき立場にあるのに、やむを得ない事情ですぐに弔問できない時は、取り急ぎ弔電を打ちます。本人がお通夜、葬儀・告別式いずれにも参列できないときは、配偶者や家族など代理の方に香典を託し、参列してもらいましょう。供花や供物をあげていただいてもよいでしょう。
代理人をたてられない場合は、お悔やみの手紙を送り、その後、先方の都合を聞いたうえで、できるだけ早く香典を持参し弔問しましょう。
喪主挨拶はどのような事を述べればよいのでしょうか?
深い哀しみの中にあっても、会葬者へのお礼の気持ちを述べましょう。遺族代表の挨拶は、喪主かその代理の親族がします。聞いている会葬者も、遺族が哀しみをこらえての挨拶であろうと、察していますから、簡単なもので十分です。長い時間お話をするよりも、手短に簡潔に述べた方が良いでしょう。
(例 文)
遺族を代表し、一言ご挨拶を申し上げます。
本日は、ご多忙のところ、会葬いただき、厚く御礼を申し上げます。
生前、故人に寄せられた皆様のご厚情に対し、心より御礼申し上げます。
故人は―(故人との思い出など)―。
私どもは、未熟ではありますが、故人の教えを守り、精進していく所存です。
皆様方には、故人と同様お付き合いいただき、ご指導いただければ幸いです。
本日は誠にありがとうございました。
※ 上記はあくまで例文です。